Bogie HARD-BOILED

世の中ってやつは、事件だらけだ。

金で転ぶ奴もいる。
人間関係で足を滑らせる奴もいる。
家の中で、静かに崩れていく奴もいる。

笑うのは簡単だ。

だが、見てる側だっていつ同じ穴に落ちるかわからない。

ここでは、それぞれの事件を紐解いて、人間がどこで見誤ったのかを整理していく。



1. カネの周辺
人間は、札束で壊れるわけじゃない。
むしろ危ないのは、小さな金だ。
「これくらいなら」が積もって、気づけば足元が消えている。

夫の財布から毎月3万円ずつ抜き続けた39歳主婦・・・
弟の保証人になっただけで預金も実家も失った55歳独身女性・・・
元夫の養育費が2年止まった35歳シングルマザー・・・
住宅ローンを残して夫が突然死した47歳主婦・・・
先輩に頼まれてスマホ15台を契約した25歳学生・・・

2 家庭の周辺
家ってやつは、不思議な場所だ。
一番安心するはずなのに、一番深く傷が残ることもある。
近すぎる相手ほど、人間は勝手に油断する。

夫に内緒で元彼を家に上げ続けた37歳妻が・・・
“子どもに寂しい思いをさせたくない”と再婚を急いだ42歳・・・
義母に気を使いすぎて何も言えなかった41歳妻・・・
“一度だけだから”で職場の男と会い続けた36歳既婚女性・・・
離婚後も元夫に頼られ続けた45歳女性が、最後に・・・

3 勘違いの周辺
人間は、見たいものを見る。
褒め言葉も、自信も、思い込みも。
だが勘違いってやつは、大抵あとから請求書を持ってくる。

「20代にしか見えない」と美容師に言われた一言を信じた48歳・・・
SNSで“若すぎる”と言われ続けた46歳女性が、加工写真のまま婚活に・・・
“自分はまだまだモテる”と思い込んだ57歳男性が、・・・
“サプリは食品だから平気”と言い張った50歳女性が・・・
「うちの犬は絶対噛まない」と言い張ってノーリードを続けた52歳飼い主・・・


4 善意の周辺
善意は綺麗だ。
だから厄介だ。
助けるつもりが、自分の首を締めてることなんて、珍しくもない。

「かわいそうで断れない」と保護猫を2匹のつもりが19匹まで増やした38歳・・・
ハムスターが寂しいと思い込み1つのケージに7匹入れた31歳会社員・・・
この子だけは助けたい」と元繁殖犬を次々引き取った50歳女性・・・
“一晩だけ預かる”を断れず保護猫を受け入れた34歳女性・・・

“見捨てるよりマシ”で何でも引き受けた43歳女性が最後に・・・



気になる話があれば、
好きに読んでいけばいい。
ただし、その後までは面倒を見きれない。

あとは人間次第だ。

頼んだぜ。

※本サイトは、日常に潜む判断ミスや人間心理をテーマにした創作短編・ケーススタディ集です。